営業区域
自分達には営業区域というのがあります。
よく言う『ナワバリ』とは違います、まあナワバリなんてこの世界にはないんですけど、自分の会社近くに中央線の大きめの駅があります。そこから少し行くと警察hospitalがあるのですが、そこにtheクソナワバリ主タクシー…(性格と口の悪さを誰か修正して下さい)がいるのですが、まぁ仕切る仕切る…車はここまでとか、あと少し前に出せとか、難癖つけて偉そうに仕切る事が大好きな…そこの乗り場は自社が加盟している協同組合専用の乗り場なんですが、入構したドライバー全員から鼻で笑われております、どこにでもこう言う輩はいるのでしょうね、まぁそんな話はどうでもいいです。
本題です、自分は東京23区・武蔵野市・三鷹市(以後営業区域と称させてもらいます)での営業であればどこでもお客様をお乗せして料金を頂けます。
え?なにそれ、じゃ調布市や多摩市とかは乗せれないの?厳密には乗せれません。逆を言えば三鷹市や武蔵野市にほど近い、西東京市などに営業所のあるタクシードライバーはどこ走ってもお金を落としてくれる…ゲボォ‼︎ゴホッゴホッ‼︎失礼、1時間走ってれば確実に2〜3回はお乗りいただける自分達の営業区域での乗車は原則お乗せできません。
さっきから原則とか厳密にはとか、なんやねん?と気になりましたか?
実は営業区域外から営業区域外での乗車がNGなだけで、営業区域外から自分の営業区域内であれば乗車してもらっても問題ないのです。例えば、夜に銀座から立川市へ行きました(ヨッシャゴルァァァァ‼︎四社※後日説明 じゃなくてもロングはあるんじゃぁぁぁ‼︎ってロングを引っ張って来たらこんな内心のドライバーがほとんどです)、深夜帯の立川駅前もそれなりに賑わってます高速乗って営業区域に戻ろうとすると、繁華街界隈でまれに手が上がります。タクシーなんてどこの営業所なのか、お客さんは分からないしこの営業区域の事なんて知らない人がほとんどであります。
ここで、問題です。
ここで営業区域じゃないからそのまま乗車拒否しても構わない?それとも説明責任がある?さぁどちらでしょう?
はい、ちゃんと説明責任必要です。例え営業区域外のお客さんで、その方が営業区域外へ向かわれる方でも説明しないと後日タクシーセンターに通報されたら…最悪には事情聴取を受けに江東区南砂にある東京タクシーセンターへ行かなければなりません、またこの乗車拒否はペナルティの度合いが大きく優良事業者の取得が困難になりますし、個人タクシー申請前起算3年のルールにも大きく影響します。なので自分は説明だけはさせてもらいます、納得してもらえなければそのまま立ち去ります。
でもここで、「すいません、中央線の中野までなんですけど…」なんて言われたら(めしうまぁーーーーーーっ‼︎)となりお乗りいただけます、営業しても問題ありません。
後は無線での出来事しょうか、自分はよくテレビ局に勤めてる人を乗せる事が多いのですが、テレ朝から横須賀市へ(24,000円くらいこの時点でもうウハウハっ)帰りに都築パーキングで寝てました、そしたら無線機が鳴り出します予約配車(指定時間に迎えに行く指示)となり鎌倉市からテレ朝までと…2本で50,000近くになりました。
ようは入口と出口が同じであればって感覚です、極端な事を言えば天災で東京駅から新大阪駅への移動がタクシーしかなかった、で新大阪で降したら東京駅までとか。運送約款上では可能ですが、1日辺りの稼働時間が大幅に超過してしまうのでNGでしょうけどね。こんな事も知ってる人は少ないでしょうね。
今回もお付き合い頂きありがとうございました。
ではまた次回
次は東京タクシーセンターにおける乗車禁止場所(銀座)についてでもお話しします。